採用情報

　私が乗船している「みすみⅡ」は、中国電力㈱三隅火力発電所向け石炭船の入出港補助作業をメインに行うハーバータグです。安全第一を心がけ、船長の指導のもと慎重に作業を進めています。
　甲板部の私が担当している主な仕事は、タグ作業中はトランシーバーによる水先案内人との通信、ウインチによるタグラインの操作です。タグ作業がない時には、錆部分の保守・整備や傷んだロープの整備、ペンキ塗装など船体整備作業を行います。
　また、定期的に危険予知トレーニングを行っており、他港で起きた事故や架空の状況を想定したシミュレーションをし、船員や陸上社員と意見交換をしながら日々安全意識を高めています。
　作業中は緊張感もあり、天候不良などで大変なこともありますが、巨大船の入出港作業を水先案内人・船長・機関部と連携して無事に終えた時は、非常に大きな達成感とやりがいを感じます。
　職場環境はオンとオフのメリハリがあり、年齢層は様々ですが船員同士壁が無く、日々笑顔の絶えない職場です。私は県外から来たのですが、皆さん人当たりが良くてすぐに馴染むことができました。