事業内容
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タグボートとは？
タグボートは、船体は小型ながらも馬力が大きく、プロペラが360°回転するため操縦性能がとても良い船です。作業内容はタグの特徴を生かして、大型船舶の入出港補助、ドック作業補助、自走できない作業台船の曳航、海難船の救助、進路警戒、荷役警戒、工事警戒、海上火災や流出油の処理に当たるなど、海上の安全を守るためさまざまな作業を行っています。
タグボートの役割
大型船舶の入出港補助
港湾内などの狭いエリアで細かく自由に動くことができない大型船をロープでけん引したり、船首で押すなどして誘導・補助し、安全に離着岸できるようにサポートします。
押し引きで必要な強固な“タグライン”や、防舷材の“タイヤフェンダー”が付いているのもタグボートの特徴です。
入港補助作業
作業開始時刻に合わせて出港し、沖に到着した大型船（本船）と合流。本船側（水先案内人または本船船長）とトランシーバーを使ってやり取りしながらタグラインをつなぎ、つないだままの状態で港へ入って来ます。
港に入ったら本船側から来る細かな指示のもと、押したり曳いたりしながらゆっくり岸壁へ近づけていきます。
係留完了が確認出来たらつないでいたタグラインを離し、入港作業終了です。
出港補助作業
作業開始時刻に間に合う様に本船へ向かい、本船側からの指示のもとタグラインを本船につなぎ、引き出せるよう準備をします。
岸壁につないでいた係船ロープが離れたらいよいよタグボートの出番です。
トランシーバーを使い本船側からの指示で押したり曳いたりしながら港口に向け誘導します。
ある程度岸壁から離れたらタグラインを離し、港口まで送り届けて出港作業終了。タグボートは本船の安全を祈りながら基地に戻ります。
港湾工事作業補助
岸壁や護岸として使用する“ケーソン”を、製作ヤード・仮置き場から据付け位置まで移動させます。その他、クレーン船や台船、浮きドックを移動させるお手伝いもします。
港内安全パトロール
港内や周辺海域を定期的にパトロールし、航路や航行支援設備等を監視・点検することで、大型船の安全航行を確保します。
